井上尚弥を倒す「チャンスある」 フェザー級の“ライバル”の実力に元世界2階級王者が太鼓判
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)を倒せる可能性があるボクサーについて、英国人の元世界2階級制覇王者カール・フランプトン氏が名前を挙げた。米老舗専門誌の取材に対し「チャンスがあると思う」と語っている。

年内に予定される1階級上のニック・ボール戦
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)を倒せる可能性があるボクサーについて、英国人の元世界2階級制覇王者カール・フランプトン氏が名前を挙げた。米老舗専門誌の取材に対し「チャンスがあると思う」と語っている。
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井上は5月4日に米ラスベガスでWBA2位ラモン・カルデナス(米国)との防衛戦を予定。9月にWBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と日本で戦い、年内にサウジアラビアでWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国)へ挑戦する異例の年間4試合構想がある。
世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」公式Xはフランプトン氏が井上の印象などを語った動画を公開。その中でまず「イノウエが成し遂げたことは素晴らしい。お気に入りのボクサーの1人さ」と称賛した。
井上が今後階級を上げてくることに関しては「フェザー級がイノウエのリミットになると思う、スーパーフェザー級もありえるかな。王者たちにもよるけどね」と予測。予定通りならフェザー級への転級初戦となるボール戦については「この試合では、ニック・ボールにもチャンスがあると思う。粘り強さ、タフさ、耐久力。彼は強いパンチも打てる。ニック・ボールは彼(井上)を倒すことができる可能性がある選手の1人だと思うよ」とボールの勝利を予告している。
(THE ANSWER編集部)
