羽生結弦、五輪連覇1周年― 甦る「2.17」海外感動の輪「感動的で幸せな瞬間だった」
あの伝説から、ついに1年――。2月17日は平昌五輪のフィギュアスケート男子で羽生結弦(ANA)が66年ぶりの連覇を達成した日。日本中に感動と興奮が巻き起こしたメモリアルデーにIOC運営の五輪専門サイト「オリンピックチャンネル」も反応。伝説を彩った3枚の写真、特集動画とともに当時を振り返り、海外ファンに「感動的で幸せな瞬間だった」「忘れることのできない思い出」を呼び起こしている。
「2.17」は平昌五輪Vの日、オリンピックチャンネルが“1周年特集”企画
あの伝説から、ついに1年――。2月17日は平昌五輪のフィギュアスケート男子で羽生結弦(ANA)が66年ぶりの連覇を達成した日。日本中に感動と興奮が巻き起こしたメモリアルデーにIOC運営の五輪専門サイト「オリンピックチャンネル」も反応。伝説を彩った3枚の写真、特集動画とともに当時を振り返り、海外ファンに「感動的で幸せな瞬間だった」「忘れることのできない思い出」を呼び起こしている。
羽生結弦はあの日、伝説になった。2018年2月17日、男子フリー。勝負をかけたシーズンに再演を決断した「陰陽師」の「SEIMEI」に乗せ、魂の滑りを見せた。痛めていたはずの右足でジャンプを着氷。冒頭の4回転サルコーから次々と降り、気迫の演技で4分間を演じ切った。滑り終えると、金メダルを確信した羽生は絶叫。プーさんのぬいぐるみが氷上を染め、感動に包まれた。
伝説ディック・バトン氏以来、実に66年ぶりの連覇。22歳が五輪史に伝説を刻んだ瞬間だった。あれから1年。当時を思い起こさせるように「オリンピックチャンネル」公式インスタグラムは「1年前、誰がユヅル・ハニュウの2大会連続の五輪金メダルを見ていたかな? 彼の勝利の裏側には物語が」とつづり、3枚の画像を公開した。
フリーの演技後、リンク上で感極まった表情を見せる羽生。さらにSPの決めポーズを炸裂させたシーン、表彰式で金メダルを顔の前に掲げ、目を瞑って幸せをかみしめるシーンと、どれもファンの脳裏に焼き付いている感動的な場面ばかり。「世界が王者のカムバックを見届けた」「感動的で幸せな瞬間だった」「生けるレジェンド」「歴史的な瞬間」と海外ファンから声が上がった。