[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

錦織、ロッテルダムが沸いた“芸術的ロブ”に実況席興奮「紛れもなく驚異的だ!」

男子テニスのABN・AMROワールドは15日、シングルス準々決勝で第1シードの世界ランク7位・錦織圭(日清食品)が同38位マートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-3、6-2で下して4強進出を決めた。第1セットには相手に追い詰められながら放った芸術的ロブショットが話題に。ATP公式中継サイト「テニスTV」は実際のシーンを動画付きで公開し、実況と解説は「紛れもなく驚異的」「ニシコリはあまりに冷静」と大興奮で伝えている。

世界ランク7位・錦織圭【写真:Getty Images】
世界ランク7位・錦織圭【写真:Getty Images】

185cmフチョビッチの頭上を射抜いた超美技「ニシコリはあまりに冷静です」

 男子テニスのABN・AMROワールドは15日、シングルス準々決勝で第1シードの世界ランク7位・錦織圭(日清食品)が同38位マートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-3、6-2で下して4強進出を決めた。第1セットには相手に追い詰められながら放った芸術的ロブショットが話題に。ATP公式中継サイト「テニスTV」は実際のシーンを動画付きで公開し、実況と解説は「紛れもなく驚異的」「ニシコリはあまりに冷静」と大興奮で伝えている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 ロッテルダムのアリーナが沸いた美技は、錦織が5-3とリードして迎えた第1セット第9ゲームに生まれた。錦織のサービスからラリーが白熱。互いに強烈なストロークを放っていたが、果敢にネットプレーに出たのはフチョビッチだ。ベースライン深くにボレーを落とし、優位に立ったかに見えたが、錦織が魅せた。両手バックハンドでロブショットを放った。

 がら空きの後方を見透かしたかのような一撃は185センチのフチョビッチの頭上を完璧に射抜いた。圧巻のロブショットを目撃したスタンドからはどよめきから、大歓声が巻き起こった。試合を中継していた「テニスTV」の実況は、錦織の美技に「カモーン! これは紛れもなく、驚異的なテニス! なんてパッシングショットだ!」と興奮気味に絶叫した。

 続けて、女性解説者も「フチョビッチはニシコリを本当に追い詰めていました。コート全体に振っていましたし、ネットに出る動きも素晴らしかった。しかし、このロブです。ニシコリはあまりに冷静でした」とため息混じりで称賛。「テニスTV」公式ツイッターも「カモン! ケイ・ニシコリはより一層輝くロブで、最高のポイントを締めくくる」と絶賛とともに動画付きで紹介した。

 芸術的美技でロッテルダムを魅了した錦織。スタン・ワウリンカ(スイス)との準決勝に最高の状態で乗り込む。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集