「これが吉田優利の怖さ。やばい」 先輩・渋野日向子を唖然とさせた8打差独走・吉田の集中力
吉田に油断なし「どの選手が今日の私のようなプレーをするかわからない」
一方で、吉田は淡々としていた。昨季米ツアーで苦戦した経験も踏まえて言った。
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「去年はアメリカでうまくいかない時期が長くて、ランキングのことばかりを考えて結果を求め続けました。でも、結局は自分のゴルフができなかった。なので、今は結果を求めなくても『自分が気持ち良いと思えるゴルフをすれば、いい結果もついてくる』という考えです」
米ツアー本格参戦初年度の昨季はシード権を獲得できず、最終予選会(QS)に再挑戦して同ツアーの出場権を手にした。オープンウィークとなった今週は、地元・千葉開催の今大会に出場。妹の鈴とともにSMBCとスポンサー契約しているホステスプロだけに、言葉には最終日に向けた気合も込められた。
「明日、どの位置のどの選手が今日の私のようなプレーをするかわからないので、フィールドの中で一番いいプレーをしたいです」
勝てば2023年5月の国内メジャー・ワールドレディスサロンパス杯以来となる国内ツアー通算4勝目。8打差の大量リードに油断することなく、吉田はコースと闘う。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
