渋野日向子、「いいフガフガ」の珍台詞で首位追撃 緊張の同組19歳には気遣い「若い間に経験を」
女子ゴルフの国内ツアー・Vポイント×SMBCレディス第2日が22日、千葉・紫CCすみれC(6668ヤード、パー72)で行われた。首位に3打差の4位で出た渋野日向子(サントリー)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算2アンダーの6位。前日に「やらかすタイプ」と自虐していた通り、1番でダブルボギー。その後は「いいフガフガ(緊張感)」を保ち、上位をキープした。首位は12アンダーの吉田優利(エプソン)。

Vポイント×SMBCレディス第2日
女子ゴルフの国内ツアー・Vポイント×SMBCレディス第2日が22日、千葉・紫CCすみれC(6668ヤード、パー72)で行われた。首位に3打差の4位で出た渋野日向子(サントリー)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算2アンダーの6位。前日に「やらかすタイプ」と自虐していた通り、1番でダブルボギー。その後は「いいフガフガ(緊張感)」を保ち、上位をキープした。首位は12アンダーの吉田優利(エプソン)。
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渋野は1番パー4のティーグラウンドで自分に言い聞かせていた。「フガフガしない。脱力、脱力」。ドライバーで放った第1打は右にプッシュした。
「脱力し過ぎました(笑)。あんなに右にいくのは私ぐらいです」
第2打でフェアウェーに出したが、第3打をグリーン右のバンカーに入れるミス。5メートルのボギーパットも外れ、いきなり2打スコアを落としてしまった。
だが、その後は「いいフガフガ」が保てたという。珍台詞で表現するのは渋野らしい。3番は10メートルのバーディーパットを決め、口を大きく開けて喜んだ。6、9、17番もスコアを伸ばし、シブコスマイルで観客を喜ばせた。
「3番は入らなかったら、グリーンを出ていましたね(笑)。ショットが良くない中でパットが決まってくれて良かったです。これまでだったら崩れるところですが、イーブンまで戻せたのは大きいです」
今季初の国内ツアー出場。渋野の組には多くのギャラリーがつき、同組だった緊張気味の19歳・菅楓華に「若いうちにアメリカで挑戦して、いろいろと経験することはいいと思うよ」と優しく話す“気遣い”も見せていた。最終日への意気込みを問われると「(首位の吉田とは)10打差ですが、ゴルフは何が起きるかわかりませんからね。上を目指していきます」と、取材陣にも笑顔をふりまいた。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
