デビュー戦で14勝全KOと対戦「舐めてかかる相手じゃない」 アマ世界王者・坪井智也が最大警戒

終始、緊張する素振りはなし「何のプレッシャーもない」
日本ボクシング史上初のA級8回戦デビュー。3回のアマよりスタミナやペース配分が大事になるが、「不安はないですね。自分のリズムでこれからもずっとやります」。8回のスパーリングで打撃戦も経験。「スピードも落ちることなく、最初から最後まで同じリズムでできた。体力的な心配はない。逆に体力をケチると疲れるので、出し惜しみせずにいきたい」と全開で行く。
「長いラウンドはやったことがないので、8回を通して僕は何ができるのか、できなかったのか、そういうものを確認しながら一個、一個やっていきたい。パンチもあるので、舐めてかかるような相手じゃない。8回を通してお客さんに何を見せるのか、僕自身に期待を込めてやりたい」
アマとプロの両方で世界を制した日本人は、2012年ロンドン五輪金メダル&WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太氏のみ。大先輩と同じ帝拳ジムの門を叩いた。目指すは静岡出身者では初の世界王者だ。終始、緊張する素振りはなし。「何のプレッシャーもない。ただ、楽しんでいつも通りやれれば、そういうもの(世界王座)はついてくる」と頼もしさを漂わせた。
【3月13日トリプル世界戦の主な対戦カード】
▽WBA&WBC世界フライ級王座統一戦
WBC王者・寺地拳四朗(BMB)
VS
WBA王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
▽WBO世界フライ級タイトルマッチ
王者アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)
VS
同級14位・京口紘人(ワタナベ)
▽WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者・岩田翔吉(帝拳)
VS
同級2位レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)
▽117ポンド(約53.07キロ)契約8回戦
坪井智也(帝拳)
VS
WBOアジアパシフィックバンタム級2位ブーンルエン・ファヨン(タイ)
(THE ANSWER編集部)
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