「打者を凍りつかせる威力」佐々木朗希のスプリットじゃない1球を元MLB選手が称賛「驚かされた」
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は4日(日本時間5日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたレッズとのオープン戦で、5回からドジャースに移籍後初登板。3回2安打無失点5奪三振、2四死球と好投した。元MLB選手は威力を発揮した宝刀スプリット以外の球種を称賛している。

オープン戦初先発で脚光浴びた球種とは
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は4日(日本時間5日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたレッズとのオープン戦で、5回からドジャースに移籍後初登板。3回2安打無失点5奪三振、2四死球と好投した。元MLB選手は威力を発揮した宝刀スプリット以外の球種を称賛している。
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米大リーグの専門局「MLBネットワーク」公式YouTubeチャンネルは「ロウキ・ササキのオープン戦デビューを分析」とのタイトルで、佐々木の投球を解説する動画を公開。出演した元MLB選手のハロルド・レイノルズ氏は「カーブには驚いた」とし、「彼は何球か投げてみたが、最初はしっくりこなかった。それでも納得がいくまで投げ続けて、ついに感触をつかんだ」と、試行錯誤を経て精度を高めた様子を語った。
佐々木といえば、圧倒的なスピードと鋭く落ちるスプリットが最大の武器として知られている。しかし、レイノルズ氏は「見た目には大したことがないように思えるかもしれないが、打者を凍りつかせる威力がある」とカーブの効果を強調した。
「それもそのはず、彼はこのスプリットを投げるんだから」とレイノルズ氏は指摘。「彼のスプリットは凄まじい。間違いなく世界トップクラスだ」とスプリットの凄さを改めて称賛しつつ、カーブがそれと組み合わさることでより強力な投球になっていると称賛していた。
(THE ANSWER編集部)