日本人に愛された米国人ボクサー「日本は第2の故郷」 “桜カラー”のオラスクアガV2へ練習公開

オラスクアガの京口評「確かに前に出るタイプだけど…」
オラスクアガは「キョウグチは良い選手。2階級制覇には理由がある。ラッキーじゃない」と敬意を払う一方、「才能がある素晴らしい選手だが、自分が勝たせてもらう」と自信。米ロサンゼルス合宿では遠近両方の距離で練習。接近戦が得意とされる京口に対し、左のアッパー、ボディー、フックなどの防御対策に励み、軽めの内容も含めて200回ほどのスパーリングを消化した。
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「リングで(京口の)強み、弱みがどう出るのか様子を見る。確かに前に出るタイプだけど、僕がアウトボクシングをするか、打ち合うかはリングで調整する。前に出てコンビネーションで攻めてくると思うけど、自分が相手より上回って、リングをコントロールするよ。自分が下がることはない」
同日の興行では、世界フライ級王座統一戦でWBC王者・寺地とWBA王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が激突。勝者との統一戦が期待される。オラスクアガは「エキサイティングな試合をする。自分がただの選手なのか、真の王者なのか。難しい相手だけど、ここでそれを示したい」と激闘を誓った。
(THE ANSWER編集部)
