デービス大苦戦でドロー防衛 プロ31戦目で初の引き分け…“ダウン疑惑”のシーンも
ボクシングのWBA世界ライト級タイトルマッチが1日(日本時間2日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズセンターで開催され、王者ガーボンタ・デービスが挑戦者でWBA世界スーパーフェザー級王者のラモント・ローチ(ともに米国)と対戦。判定にもつれ込み、デービスの1-0(115-113、114-114×2)でドローとなった。防衛には成功したが、プロ31戦目で初めての引き分けになった。

WBA世界ライト級タイトルマッチ
ボクシングのWBA世界ライト級タイトルマッチが1日(日本時間2日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズセンターで開催され、王者ガーボンタ・デービスが挑戦者でWBA世界スーパーフェザー級王者のラモント・ローチ(ともに米国)と対戦。判定にもつれ込み、デービスの1-0(115-113、114-114×2)でドローとなった。防衛には成功したが、プロ31戦目で初めての引き分けになった。
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米国を中心に絶大な人気を誇る3階級制覇王者のデービスが、1階級下の実力者を迎え撃った一戦。昨年6月に8回KO勝ちしたフランク・マーティン戦以来の実戦だった。
序盤は静かな立ち上がり。5回にはクリンチをきっかけに、互いに何か言い合うような場面もあった。中盤、互いに譲らない打ち合いに場内が沸く回数も増える。9回、デービスが突如戦いをやめ、セコンドにタオルで顔を拭かれるシーンも。膝をつくような仕草もあり観客は騒然となったが、ダウンはなくそのまま試合続行となった。
下馬評では不利だったローチだがデービス相手に勇敢に前に出続け、強打を浴びせていく。勝負は最終12ラウンドを終えても決着がつかず、判定へ。1-0でドローとなった。“タンク”の愛称で知られるデービスはプロデビューから30連勝中だったが、これが初めての引き分けに。ローチは25勝(10KO)1敗2分けとなった。
(THE ANSWER編集部)