多田修平の“9秒台”に新旧100m戦士も反応 桐生「俺がいないと日本は追い風だ(笑)」
五輪メダリストの朝原氏もツイッターで祝福「日本選手権楽しみです!」
このニュースは、遠く離れた異国の地にも届いたようで、6月8日のダイヤモンドリーグローマ大会に参戦していた桐生は「俺がいないと日本は追い風だ(笑)」とツイッターを更新。同じく9秒台を期待されながら、今季の国内の100メートル決勝ではすべて向かい風の条件下で、記録達成に足踏みしている自身の状況にかけて、反応した。
また、北京オリンピック男子4×100メートルリレーの銀メダリストで、日本人で初めて100メートル10秒0台を記録した朝原宣治氏も「おめでとう!関西の大学から久々に良い記録!!」もツイッターで祝福。「日本選手権楽しみです!」とエールを送っている。
多田は世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権(23日開幕・ヤンマースタジアム長居)でも活躍が期待される。同大会には、桐生やケンブリッジ、山縣亮太(セイコー)と、多田と同じく世界選手権の参加標準記録を突破している選手たちも参戦する。
「日本選手権では表彰台に上がり、また、世界選手権に出場し、最終的には世界のトップ選手と戦いたい」と意気込みを語った多田。地元・大阪で再び快走すれば、ロンドンへの切符も見えてくる。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer