井上尚弥、WBSS準決勝会場は急転欧州!? 「5.18」グラスゴー開催を米記者レポート
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準決勝でIBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦を控えているが、注目の統一戦でキャリア初となる欧州上陸を果たす可能性が急浮上している。
スーパーライト級準決勝のアンダーカードで
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準決勝でIBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦を控えているが、注目の統一戦でキャリア初となる欧州上陸を果たす可能性が急浮上している。
当初ロサンゼルスやラスベガスなど米国開催が有力視されていたバンタム級準決勝だが、開催地変更の可能性が高まっているようだ。
米ボクシング専門誌「ザ・リング」のマイク・コッピンガー記者は自身のツイッターで「当初の計画ではテテ対ドネア戦は4月にLAでイノウエ対ロドリゲス戦とペアで組まれると要求されていた。だが、可能な開催場所がなかった。イノウエ対ロドリゲス戦は、グラスゴーで5月18日、テイラー対バランチェクのタイトルマッチが実現するなら、このアンダーカードで決着する可能性がある」とレポートした。
ロサンゼルス開催に関しては試合会場の予約が障害となっているという。すでに開催が発表されているスーパーライト級の準決勝、スコットランド出身のジョシュ・テイラー対イバン・バランチェク(ベラルーシ)のアンダーカードとして、5月18日にグラスゴーの1万3000人の観客を収容できる多目的アリーナ「The SSE ハイドロ」が舞台になる可能性が浮上している。
井上は17年9月9日に米カリフォルニア州カーソンで行われた「SUPERFLY」で、アントニオ・ニエベス(米国)相手に6ラウンド終了時点でTKO勝ちを収めたのが、唯一の日本国外での戦いだった。
圧巻KOの連続で世界的に人気を高める「The Monster」。ついに欧州初上陸の可能性が出てきた。
(THE ANSWER編集部)