妖精シャラポワ無念の全英欠場 苦渋の決断「また来年会いましょう」
女子テニス元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が10日、ウィンブルドンを含む芝シーズンを全休する方針を発表した。自身のFacebookを更新し、「芝の大会に参加できなくなりました」と投稿。太ももの故障で出場を取りやめるに至ったと明かしている。
太もも再検査の結果…「残念ながら芝の大会に参加できなくなりました」
女子テニス元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が10日、ウィンブルドンを含む芝シーズンを全休する方針を発表した。自身のFacebookを更新し、「芝の大会に参加できなくなりました」と投稿。太ももの故障で出場を取りやめるに至ったと明かしている。
シャラポワは、痛めた太ももの再検査を受けたことを報告し、「残念ながら、予定していた芝の大会に参加できなくなりました」と苦渋の決断を報告。「私の復帰に関して最高のサポートをし、バーミンガムの大会(19日開幕のエイゴン・クラシック)のワイルドカードを与えてくれたLTA(英国テニス協会)に感謝したいです」とつづった。
ドーピング違反による1年3か月の出場停止処分から復帰したシャラポワは5月のBNLイタリア国際の女子シングル2回戦、ミリヤナ・ルチッチ=バロニ(クロアチア)相手に4-6、6-3、2-1とリードを奪いながら太ももの故障で棄権。6月19日に英・バーミンガムで開幕するエイゴン・クラシックに主催者推薦で参加する予定だったが、ウィンブルドンを含む芝シーズンを全休する方針を発表した。
「来年また会いましょう」とウィンブルドンでの再会を誓い、復帰プランについても言及した。
「私は復帰に向けた努力を続けていきます。私の次の参加予定の大会はスタンフォードになります」