死闘ボクシング12R直後、親友に戻った堤&比嘉にネット感動の嵐「興奮しすぎて涙」「美しい」
ボクシングのWBA世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチが24日、東京・有明アリーナで行われ、王者・堤聖也(角海老宝石)と挑戦者の同級4位・比嘉大吾(志成)が壮絶な打ち合いの結果ドロー決着となった。判定は3者ともに114-114。高校時代からの親友で、プロでも2020年10月に引き分けだった2人の決着マッチ。堤は初防衛に成功した。

WBA世界バンタム級タイトルマッチ
ボクシングのWBA世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチが24日、東京・有明アリーナで行われ、王者・堤聖也(角海老宝石)と挑戦者の同級4位・比嘉大吾(志成)が壮絶な打ち合いの結果ドロー決着となった。判定は3者ともに114-114。高校時代からの親友で、プロでも2020年10月に引き分けだった2人の決着マッチ。堤は初防衛に成功した。
【PR】平日は毎日アベマでMLB!ドジャース戦をはじめ年間485試合を生中継!
9回に両者がダウンする壮絶な打ち合い。堤が右目上から出血し、血染めの状態で12ラウンドを戦い抜いた。殴り合った2人は親友。試合終了のゴングを聞くと抱擁を交わし、互いの激闘を称え合った。抱き合う両者に会場も大きな拍手を送った。
ネット上でもこの美しいシーンが話題に。「ただただ、最後のハグがもう美しかった…」「比嘉と堤のハグ泣けた」「比嘉vs堤最高すぎた」「めちゃくちゃ感動しちゃった」「健闘を称えあって話し合うとこで泣きました」「興奮し過ぎて涙が」などと感動を誘っていた。
初防衛に成功した堤は試合後、比嘉について「1ラウンド目から本気の比嘉大吾が凄く伝わってきて、緊張感のある試合でした。凄く強かったです」とコメント。「大吾、ありがとう。強かったよ」と感謝した。
同興行では、WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)が同級6位ダビド・クエジャル(メキシコ)と3度目の防衛戦を行う。WBOアジアパシフィック(AP)同級王者・那須川天心(帝拳)も、前WBO世界同級王者ジェイソン・モロニー(オーストラリア)と対戦。同級世界王座はIBFに西田凌佑(六島)、WBOに武居が就き、日本人が主要4団体を独占している。
(THE ANSWER編集部)