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悪童ネリがまたも「ドラマの中心に」 乱闘寸前→2度の計量…繰り返す日本人との騒動を米誌指摘

ボクシングの元世界2階級王者のルイス・ネリ(メキシコ)が、またも日本人との“トラブル”を起こした。22日にメキシコで行う、WBA&WBO世界フェザー級15位の亀田京之介(TMK)との再起戦を前に減量に苦戦。規定の124ポンド(約56.24キロ)に合わせるのに2回の計量を要した。米国の専門誌は「日本人ボクサーとのトラブルをさらに増やすだけだった」と報じている。

ルイス・ネリ【写真:高橋学】
ルイス・ネリ【写真:高橋学】

22日にメキシコで再起戦…相手は亀田京之介

 ボクシングの元世界2階級王者のルイス・ネリ(メキシコ)が、またも日本人との“トラブル”を起こした。22日にメキシコで行う、WBA&WBO世界フェザー級15位の亀田京之介(TMK)との再起戦を前に減量に苦戦。規定の124ポンド(約56.24キロ)に合わせるのに2回の計量を要した。米国の専門誌は「日本人ボクサーとのトラブルをさらに増やすだけだった」と報じている。

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 世界で最も権威ある米国のボクシング専門誌「ザ・リング」は「ルイス・ネリ、2度目で体重を合わせ、ティファナのキョウスケ・カメダ戦でリングに復帰」と題する記事を掲載。人生で避けられないものを表す「死、税金」と並べて「ルイス・ネリが試合前のドラマの中心になること」を挙げ、これまでもリングに上がる前に騒動を起こしてきたことに触れた。

 記事は「カメダとの記者会見であわや殴り合いをしかけてからわずか2週間、ネリは体重調整に苦戦。元2階級王者は土曜日の10ラウンドのメインイベントに合わせ、リミットの124ポンドにするのに2回のトライ(計量)を要した」とネリが前日計量で1度オーバーし、再計量でなんとかパスしたことを伝えた。

 ネリは2週間前に行われたフェイスオフで、亀田に向けて先に左の拳を上げ、右の張り手も繰り出すパフォーマンス。ともに空振りに終わったが、亀田も左手で挑発しながら「来いよ」「そんなパンチ、俺に当たらん」とやり返した。この動画が世界中に拡散し話題となった。記事は「この一戦はメキシコで行われるが、試合前の2つの出来事はネリの日本人ボクサーとのこれまでのトラブルをさらに増やすだけだった」と指摘した。

 また、WBC世界バンタム級王者だった山中慎介との2度の対戦も紹介している。2017年8月には4回TKOで勝利したものの「その後、禁止薬物の陽性反応が出たが、WBCは腐った食肉が原因だったとして許した」。2018年3月の再戦についても「彼はみっともないことに体重超過しWBCのタイトルを剥奪された。試合は続行となり、そこでネリは2ラウンドKOを決めたが、日本ボクシングコミッション(JBC)から無期限の出場停止処分を手に入れただけだった」と表現している。

(THE ANSWER編集部)


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