愛くるしい伏兵が全仏Vへ 34年ぶりノーシード決勝 シンデレラ物語の結末は
大会も佳境に突入したテニスの全仏オープン。女子シングルスではノーシードから決勝進出を果たした20歳の愛くるしいルックスのダークホースが主役となった。ラトビアから現れた新星に、大会公式サイトも大注目している。
全仏女子シングルス、ラトビア出身の20歳新鋭がノーシードでV王手の快進撃
大会も佳境に突入したテニスの全仏オープン。女子シングルスではノーシードから決勝進出を果たした20歳の愛くるしいルックスのダークホースが主役となった。ラトビアから現れた新星に、大会公式サイトも大注目している。
ローラン・ギャロスの地で躍進を果たしているのは、ラトビア出身のエレナ・オスタペンコだ。
世界ランキング47位につける若手有望株は、記念すべき20歳の誕生日だった8日、準決勝で世界31位ティメア・バシンスキー(スイス)を7-6、3-6、6-3とフルセットで破り、ファイナルに駒を進めた。
英公共放送「BBC」によると、全仏オープン女子シングルスでノーシードの選手が決勝進出を果たすのは、1983年大会の旧ユーゴスラビアのミマ・ヤウソベッツ以来、実に34年ぶりの快挙となった。
大会公式サイトの特集では「ラトビア勢としては3年前の同大会の男子でエルネスト・ガルビスが準決勝進出したことがあるが、今回は新たなレベルへとたどり着いた」と同国史上初の快挙を称えている。
歴史的な快挙を果たした20歳の新星は準決勝後の会見で、母国のテニス環境を明かしたという。