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紀平梨花の“4回転習得”に露メディア驚き「シニア女子の4回転革命が始まった!」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルを制した紀平梨花(関大KFSC)は米コロラド州で行った合宿で4回転サルコウとトウループを跳んだことを明かしていたが、ジュニアを中心に4回転ジャンパーを複数抱えるライバルのロシアメディアも注目。「シニア選手たちにおける女子の4回転革命が始まった!」と報じている。

紀平梨花【写真:Getty Images】
紀平梨花【写真:Getty Images】

米合宿での成功に脚光「シニアでも4回転可能を証明する重要な出来事」

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルを制した紀平梨花(関大KFSC)は米コロラド州で行った合宿で4回転サルコウとトウループを跳んだことを明かしていたが、ジュニアを中心に4回転ジャンパーを複数抱えるライバルのロシアメディアも注目。「シニア選手たちにおける女子の4回転革命が始まった!」と報じている。

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 紀平の進化に大国ロシアも注目していた。ロシアメディア「sports.ru」は今回の合宿で4回転サルコウとトウループを跳んだことをレポート。16歳が来季からプログラムに4回転ジャンプを付け加える構想があることも伝えている。

 ロシアは4回転ルッツをISU公認大会で女子史上初めて成功させた14際のアレクサンドラ・トルソワら、ジュニアを中心に複数の4回転ジャンパーを擁しているが、16歳になった紀平が着氷させていることは驚きをもっているようだ。

「4回転ジャンプがジュニアの選手たちだけではなく、成熟の最中、あるいは成熟後の16歳のシニア選手にとっても跳ぶことが可能であることを証明するとても重要な出来事だ。シニア選手たちにおける女子の4回転革命が始まった!」

 こう記した上で「来シーズンはとても興味深いものになりそうだ」と締めくくっている。現状、女子は日本とロシアの2強の構図だが、紀平が3回転アクセルに続く新たな武器を手にして、勢力図を塗り替えられるか。注目が高まる。

(THE ANSWER編集部)


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