大坂なおみ、新女王が自覚する“2つの天敵”とは? 「好きじゃない」「恐怖心ある」
続くグランドスラムは赤土の全仏
「いつも自分にクレーは好きじゃないかどうか問いかけていた。本当は受け入れることができていなかった。それは自分が変えなければいけないことで、グラスコートでも同じだと思う。みんなスライディングやスリップするけど、自分にとっても少し恐怖心がある。そこは変えないといけない」
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ウィンブルドンは芝が舞台。大坂には芝へ対して恐れを感じているのだという。だが、一方で昨年の世界ランク72位から一気に女王にのし上がった大坂には崇高な向上心がある。
「自分の人生ではいつも誰かを追いかけていた。ランキングでも追いかける立場だったので、このポジションにいるのは少し奇妙な気分です。先頭に位置しているのは、ちょっと変な感じとも言える。ナンバーワンがとても大変であることはわかっている。なぜなら、常に勝たなければいけない。誰もが倒したいと向かってくるので、いつでも本当に大変な試合になる。最初の試合を終わった後、私の気持ちを聞いてみてください」
チャレンジャーから一転、人生で初めて追われる立場となった大坂。続くGSでも躍進が期待される中、新女王の威信にかけ、赤土と芝に対する苦手意識を克服するつもりのようだ。
(THE ANSWER編集部)