大坂なおみ、決勝を海外メディアはどう見る? 「オオサカの守備は秀でているが…」
テニスの4大大会・全豪オープンは24日、女子シングルス準決勝で世界ランク4位の大坂なおみ(日清食品)が同8位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)に、フルセットの末に勝利。激闘を制して、日本勢初の決勝進出を決めた。
米専門メディアが決勝をプレビュー、有利なのはどちら?
テニスの4大大会・全豪オープンは24日、女子シングルス準決勝で世界ランク4位の大坂なおみ(日清食品)が同8位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)に、フルセットの末に勝利。激闘を制して、日本勢初の決勝進出を決めた。決勝の相手は過去にウィンブルドンを2度制している世界ランク6位ペトラ・クビトバ(チェコ)だ。米テニス専門メディア「テニス.com」はプレビューを展開。決勝戦を展望している。
初対戦の両者。全米オープンに続くグランドスラム連覇はなるのか。それともクビトバが3つ目のタイトルを手にするのか――。26日に行われる決勝を前に、同メディアが見どころを伝えている。
「クビトバは今大会で誰よりも調子が良い。そして彼女のキャリアにおいて最も良い状態だ。彼女はセットを落としておらず、序盤からすべての対戦相手を圧倒している」
記事ではまずクビトバが今大会で1セットも落とさず快進撃を続けていることを紹介。前哨戦のシドニー国際も制しており、現在11連勝中と絶好調だ。一方で大坂についてはこう言及している。
「オオサカは遠回りをしてきた。彼女は今大会3度目となるフルセットを戦い、準決勝でプリスコバを下した。しかし彼女のパフォーマンスがクビトバに劣るというわけではない。オオサカは我々が知っている以上の回復力と自信を見せた。オオサカはニューヨークでの勝利が、メジャー優勝の喜びを教えてくれたと語っている」