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米国の13歳リウが圧巻の3A成功! SP2位で昨季の女王テネルに肉薄…全米選手権女子SP

フィギュアスケートの全米選手権は24日(日本時間25日)、女子ショートプログラム(SP)で13歳アリサ・リウがトリプルアクセルに成功。73.89点を記録し、2位に入った。トリプルアクセルを成功させるシーンを米記者が動画で公開。「今シーズンは凄い」と驚愕している。昨年女王のブレイディ・テネルが76.60点で首位に立った。

アリサ・リウ【写真:Getty Images】
アリサ・リウ【写真:Getty Images】

全米選手権SPで13歳リウが冒頭の3Aを決めて2位に

 フィギュアスケートの全米選手権は24日(日本時間25日)、女子ショートプログラム(SP)で13歳アリサ・リウがトリプルアクセルに成功。73.89点を記録し、2位に入った。トリプルアクセルを成功させるシーンを米記者が動画で公開。「今シーズンは凄い」と驚愕している。昨年女王のブレイディ・テネルが76.60点で首位に立った。

 米国の超新星、13歳のリウが圧巻のジャンプを披露した。演技の冒頭だ。薄いピンクを基調とした衣装に身を包んだリウは、前向きに踏み切ると鋭く回転。綺麗に着氷し、スタンドを大いに沸かせた。73.89点はシニアに混じって堂々の2位。テネルとの差もわずかで、優勝も十分に視界に入る快記録だ。

 リウは12歳だった8月の国際大会アジアン・オープン・トロフィーでトリプルアクセルを跳び、史上最年少での記録を作っていた。またISU公認大会での成功は伊藤みどりさん、浅田真央さんらに次いで、史上9人目だった。

 米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏は自身のツイッターで、リウがトリプルアクセルを決めるシーンを公開。「技術点:43.86、演技構成点:30.03、ショートプログラム:73.89で1位(暫定)に。このスコアで残りも持ちこたえるだろう」とつづり、さらに別のツイートでも「全日本選手権と全米選手権とトリプルアクセル、ロシア選手権で4回転。今シーズンは凄い」と演技のハイレベル化に驚きを隠せない様子だ。

 日本では紀平梨花がトリプルアクセルを武器にグランプリファイナルを制し、ロシアではジュニア勢が4回転を次々と跳び、国内選手権でアリーナ・ザギトワらを上回った。女子フィギュア界は現在ロシアと日本の2強状態だが、そこに割って入るニューヒロイン候補が米国にも現れた。

(THE ANSWER編集部)

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