ナダル、20歳撃破の“ネット無視”超絶フォアに海外驚愕「上手すぎる」「美しい」
テニスの4大大会・全豪オープンは24日、男子シングルス準決勝で世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)が新星、同15位のステファノス・チチパス(ギリシャ)に6-2、6-4、6-0でストレート勝ち。2年ぶり5度目の決勝進出を果たした。
チチパスを破ったナダルの超絶フォアハンドに脚光
テニスの4大大会・全豪オープンは24日、男子シングルス準決勝で世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)が新星、同15位のステファノス・チチパス(ギリシャ)に6-2、6-4、6-0でストレート勝ち。2年ぶり5度目の決勝進出を果たした。フェデラーを破った20歳を圧倒したナダル。ネット無視の超絶フォアハンドを大会公式ツイッターが動画で公開すると、ファンからは「ショット・オブ・ザ・シーズン」「何て素晴らしいショットだ」などと感嘆の声が上がっている。
12歳年下の新鋭に貫録を見せつけた。フェデラーを撃破し、勢いに乗るチチパスに巧みの技術を見せつけたのは、第2セットだ。
チチパスのサービスからのラリー。フォアハンドで左右に振ると、チチパスも角度をつけてクロスにリターン。これを読んでいたナダルは、コートの外からのフォアハンドを炸裂させた。この一撃はネットポストを外から巻き、そのままサイドラインギリギリに突き刺したのだ。
これにはチチパスも追いつけない。大会公式は「どちらも信じられない、カルロス・モヤ。ラファエル・ナダルがポストを迂回するフォアハンドで見事なプレー」とつづり、ナダルのカルロス・モヤコーチも思わず唖然とする姿も映している。