プルシェンコアカデミーの9歳女子が床の上でトリプルアクセルを披露

　フィギュアスケートのトリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏がインスタグラムを更新。自身のアカデミーに所属する9歳の少女が床の上でトリプルアクセルを決める衝撃の映像を公開。現地メディアも取り上げるなど、話題を呼んでいる。

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　驚きというほかはない。黒い床の上で助走をつける少女。ステップを刻みながら、前向きに踏み切ると、鋭く回転しながら右足で床に降りた。両手を水平に広げながらポーズを決める。カメラを向けられると、キレキレジャンプからは一転、はにかみながら笑みを浮かべていた。

　床の上とはいえ、9歳にしてトリプルアクセルに成功。この少女はいったい何者なのか。現地紙「スポルトエクスプレス」が「プルシェンコ氏の9歳の教え子がトリプルアクセルを跳んだ」と題して脚光を浴びせている。

「2度の五輪王者、エフゲニー・プルシェンコ氏が自身のインスタグラムに、自分のアカデミーの9歳の教え子が床の上でトリプルアクセルを跳ぶ動画を投稿した」と紹介。動画を公開しているプルシェンコ氏もインスタグラムに「ティトヴァ・ソフィア、9歳、そして彼女の3回転アクセル。私は彼女の年齢でこんなものは見たことがない。私が床の上で跳び始めたのは11歳の時だった」と驚愕をつづっている。

　ロシアではジュニア世代で続々と新星が誕生しているが、9歳でのトリプルアクセル成功はまさに驚異だ。