セリーナ、涙の18歳敗者に示した“女王の品格”に海外喝采「セリーナ、母になったね」
テニスの4大大会・全豪オープンは19日、女子シングルス3回戦で元世界ランク1位セリーナ・ウィリアムズ(米国)が18歳ダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)に6-2、6-1で圧勝。37歳の元世界女王は年齢が半分以下の新鋭を子供扱いにしたが、試合後の振る舞いが話題を呼んでいる。悔し涙を流したヤストレムスカを励まし、がっちりと抱擁。実際のシーンを大会公式が動画付きで公開し、母国の米ファンを含め「彼女が史上最高な理由だ」「セリーナ、母になったね」と喝采が送られている。
セリーナの品格に今大会は賛辞、母国米ファンも「彼女が史上最高な理由だ」
テニスの4大大会・全豪オープンは19日、女子シングルス3回戦で元世界ランク1位セリーナ・ウィリアムズ(米国)が18歳ダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)に6-2、6-1で圧勝。37歳の元世界女王は年齢が半分以下の新鋭を子供扱いにしたが、試合後の振る舞いが話題を呼んでいる。悔し涙を流したヤストレムスカを励まし、がっちりと抱擁。実際のシーンを大会公式が動画付きで公開し、母国の米ファンを含め「彼女が史上最高な理由だ」「セリーナ、母になったね」と喝采が送られている。
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帰ってきたグランドスラムの舞台で女王らしさを発揮した。セリーナは第1セットを6-2で奪うと、エンジン全開。第2セットは第2ゲームから6ゲーム連続奪取し、あっという間に試合を決めた。しかし、試合以上に話題を呼んだのは勝利直後、コート上で見せた振る舞いだった。
試合後の挨拶。コートに歩み寄ってきた18歳ヤストレムスカは悔し涙を浮かべていた。すると、セリーナはサンバイザーの奥の表情を確認するように覗き込むと、肩に手をやり、二言、三言と言葉をかけた。その言葉にヤストレムスカは涙がこぼれ、セリーナは優しくハグを交わし、最後は背中に手をやってベンチに送り出した。