錦織、死闘演じたカロビッチとの身長差に海外脚光 スイスメディア「巨人を倒す」
テニスの4大大会・全豪オープンは17日、男子シングルス2回戦を行い、世界ランク9位の錦織圭(日清食品)は同73位のイボ・カロビッチ(クロアチア)と対戦。6-3、7-6、5-7、5-7、7-6で勝利し、2017年以来2大会ぶりに3回戦進出を決めた。3時間48分の死闘を制した錦織を、欧州メディアは「小人が巨人を倒す」と称賛している。
178センチの錦織とカロビッチとの差は33センチ
テニスの4大大会・全豪オープンは17日、男子シングルス2回戦を行い、世界ランク9位の錦織圭(日清食品)は同73位のイボ・カロビッチ(クロアチア)と対戦。6-3、7-6、5-7、5-7、7-6で勝利し、2017年以来2大会ぶりに3回戦進出を決めた。3時間48分の死闘を制した錦織を、欧州メディアは「小人が巨人を倒す」と称賛している。
スイス大衆紙「ブリック」は「2.11メートル男の悲劇の結末」と題して錦織とカロビッチの死闘に脚光。「4時間を戦ったイボ・カロビッチとケイ・ニシコリにスタンディングオベーションが起きた」と激闘を演じた両者が観衆から称えられたことをレポートしている。
「178センチの小人が巨人を倒す。5時2分、激闘が決着を迎えた。なんという最後のひとコマか。勝ったケイ・ニシコリ(第8シード)はネット越しに33センチも背が高いクロアチアのイボ・カロビッチと向き合った。威厳と驚きと」
記事ではこうつづり、激闘後に向かい合って握手を交わした両選手の身長差に着目し、巨人を破った錦織に拍手を送っていた。
また、ヤフースポーツのオーストラリア版も「ケイ・ニシコリとイボ・カロビッチの5セットに渡るスーパータイブレークの激闘が終わると、ファンはソーシャルメディアで盛り上がった。2回戦で心を揺さぶる試合が生まれ、多くのファンは、全豪オープンのこれからの戦いに期待を膨らませていた」と名勝負を伝えていた。
世界各地のメディアからスポットライトを浴びた3時間48分の死闘。3回戦は19日、錦織への注目度はさらに上昇しそうだ。
(THE ANSWER編集部)