「肉離れ、イップス、骨破裂、体重-6kgで…」 壮絶な復帰の道のりを女子ゴルファー・セキが告白
女子ゴルフの来季レギュラーツアー出場権を懸けた最終予選会(QT)は29日、静岡・葛城GC宇刈C(6454ヤード・パー72)で最終日が行われ、ツアー通算1勝のセキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)がイーブンパーの16位で通過した。肉離れやイップスなどで悩み、体重も6キロ落ちたことを告白している。
セキ・ユウティンが告白
女子ゴルフの来季レギュラーツアー出場権を懸けた最終予選会(QT)は29日、静岡・葛城GC宇刈C(6454ヤード・パー72)で最終日が行われ、ツアー通算1勝のセキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)がイーブンパーの16位で通過した。肉離れやイップスなどで悩み、体重も6キロ落ちたことを告白している。
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セキはラウンド後にインスタグラムを更新。16位通過を報告し「肩の肉離れ、パターイプス、指骨破裂で一度クラブを握られない、不安症で6kg痩せて…」と切り出した。普段の取材対応はたどたどしくも日本語で応じるセキ。翻訳機を使ったのかところどころ違和感のある日本語も含まれるが、ここまでの壮絶な道のりを明かした。
「2024年は泣く音を静音モードにした年、炎が金属を溶かすように,自分を溶かして作り直す年です。私を愛してくれたファンや友達に感謝しています。私がつらい時、成績以上に私の心身を心配してくれて、時間と力を与えてくれてありがとう。皆さんの力でバラバラに壊れる心身修復して、いつの間にかつてないほど強く勇敢になったと思います!」
福井生まれで中国育ちの26歳。17年に日本ツアーに本格参戦した。19年に下部ツアー優勝。パターイップスに苦しみながらも、22年9月に待望のレギュラーツアー初優勝。しかし、今季はQTランク48位で出場権が限られ、10試合で8度の予選落ち。それでも最終QTを突破した。投稿では来季は開幕戦からの出場を明かしている。
(THE ANSWER編集部)