史上3人目偉業の小林陵侑、17年前に初達成のレジェンドも称賛「無敵と言える」
ノルディックスキーのジャンプ週間最終戦(ビショフスホーフェン)は6日、ワールドカップ(W杯)男子個人第11戦を兼ねて行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が優勝。史上3人目となる4戦全勝のジャンプ週間総合Vを達成した22歳の日本のエースを、本場欧州のライバルが手放しで絶賛している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
4戦全勝の偉業をライバルや関係者が続々絶賛
ノルディックスキーのジャンプ週間最終戦(ビショフスホーフェン)は6日、ワールドカップ(W杯)男子個人第11戦を兼ねて行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が優勝。史上3人目となる4戦全勝のジャンプ週間総合Vを達成した22歳の日本のエースを、本場欧州のライバルが手放しで絶賛している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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4戦全勝のグランドスラムは史上3人目の快挙。2002年のスベン・ハンナバルト(ドイツ)、昨年のカミル・ストッフ(ポーランド)に続く偉業を達成した「Ryoyu Kobayashi」の存在はライバル国に脅威を与えていた。
ドイツ代表のヘッドコーチを務めるヴェルナー・シュスター氏は小林の大ジャンプを見て「恍惚の様子だった」と記事では報じられている。
その上で「彼の巨大な力がいつか表出することになると思っていた。彼のようなジャンプができる選手は見たことがなかった」と手放しで絶賛。さらに総合Vを争ったドイツ人ジャンパー、マルクス・アイゼンビヒラーも「コバヤシは非常に優秀な選手。嫉妬しないで、それを認めなければならない」と脱帽していたという。
そして、レジェンドも認めている。02年にグランドスラムを達成したハンナバルト氏は「とにかく完璧だ。彼のすごくアグレッシブなスタイルかつ、ジャンプ時の余裕は無敵と言える」とまで称賛している。
ジャンプ界のレジェンドからも拍手を送られた小林。これから更なる栄光を築いていくことになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)