「91フィートの奇跡」に再脚光 スピースの28m超ロングパットに米感嘆「これは凄い」
ゴルフの米男子ツアー、ソニー・オープン・イン・ハワイは10日(日本時間11日)開幕する。松山英樹、昨年賞金王の今平周吾、小平智ら日本人7選手も参戦する大会。PGAツアーは、昨年のハイライトとしてジョーダン・スピース(米国)が沈めた91フィート(約28メートル)の奇跡的なパットに脚光を浴びせている。
昨年のソニー・オープンで披露したスピースのロングパットに再脚光
ゴルフの米男子ツアー、ソニー・オープン・イン・ハワイは10日(日本時間11日)開幕する。松山英樹、昨年賞金王の今平周吾、小平智ら日本人7選手も参戦する大会。PGAツアーは、昨年のハイライトとしてジョーダン・スピース(米国)が沈めた91フィート(約28メートル)の奇跡的なパットに脚光を浴びせている。
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常夏の島での米ツアー2019年第2戦を前に、PGAツアーがスポットライトを浴びせているのは昨年のスピースの超絶パットだった。
大会2日目、5番ミドルホールだった。パーオンに成功したが、大きなグリーン上でカップまでの距離は約28メートル。なんとか距離感を合わせてパーを取れれば十分……という場面だが、信じられないような絶妙のタッチを見せた。
慎重にパターを構えたスピース。しっかりと振り切り、勢い良くボールを転がした。10メートル、20メートル……。スライス気味に一度上ってから下る。するとラインに乗り、カップに一直線。まさか――。十分な強さでカップに到達したボールは縁に当たって1回弾んだ。
そして、そのまま脇に弾かれることなくカップに消えた。固唾をのんで見守っていたギャラリーも一気に喝采に沸いた。熱狂と化す中、得意げに笑みを浮かべたスピース。途中ですでに歩き始めており、自身の中で確信があったのかもしれない。まさに圧巻。奇跡的なパッティングだった。