天心は「まだ負けていない」 圧勝メイウェザーは強調も… 米メディア「茶番劇」
ボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)は大晦日の格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)でキックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET)と対戦し、わずか139秒でTKO勝ち。体重差や、キックなしのメイウェザー有利の中での圧勝。試合に臨むまでのふざけた姿勢や、破格のファイトマネーを含めて、様々な方面から話題を呼んだビッグイベントを米メディアは「馬鹿げたイベント」とバッサリ。メイウェザーは余裕たっぷりに「テンシンはまだ負けていない」とエキシビションであることを強調していたが……。
米メディアが大晦日の一戦をレポート
ボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)は大晦日の格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)でキックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET)と対戦し、わずか139秒でTKO勝ち。体重差や、キックなしのメイウェザー有利の中での圧勝。試合に臨むまでのふざけた姿勢や、破格のファイトマネーを含め、様々な話題を呼んだビッグイベントを米メディアは「馬鹿げたイベント」とバッサリ。メイウェザーは余裕たっぷりに「テンシンはまだ負けていない」とエキシビションであることを強調していたが……。
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「フロイド・メイウェザーvsテンシン・ナスカワは馬鹿げたイベント」と題して大晦日の一戦をレポートしたのは米放送局「ESPN」だ。
「フロイド・メイウェザーは日本のキックボクシングのスター、テンシン・ナスカワとのウェルター級エキシビジョンマッチはエンターテイメントにすぎないと主張している。今41歳のメイウェザーは本物のボクシングの世界戦を戦っていた全盛期のコンディションではないだろう。20歳のボクサーではない男を圧倒したことがおそらく彼にとってのエンターテイメントなのだろう」
すでにボクシングからの引退を宣言しているメイウェザー。記事では畑違いのキックボクサーの那須川を圧倒することが、現状でのメイウェザーの“スタイル”なのだと指摘している。
さらに、メイウェザーの姿勢について「周り全体を困惑させ、ステージに姿を現した。彼を非難するものがいなかった。彼は厳しい練習をジムで積み、ソーシャルメディアで発信し、9分間で900万ドルの契約を結び、このような結末を迎えたのか」と続けている。