フィギュア北京五輪団体銀メダルを日本でお披露目 “昌磨節”で会場の笑い誘う「パリの時は僕を忘れず指に…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は10日、東京・代々木第一体育館でエキシビションが行われ、各スケーターたちが観客を魅了した。2022年の北京五輪団体戦で獲得した銀メダルのお披露目も行われた。
NHK杯エキシビション
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は10日、東京・代々木第一体育館でエキシビションが行われ、各スケーターたちが観客を魅了した。2022年の北京五輪団体戦で獲得した銀メダルのお披露目も行われた。
今大会で優勝した鍵山優真、坂本花織のほか、宇野昌磨、樋口新葉、ペアの三浦璃来、木原龍一組、アイスダンスの小松原美里、尊組が銀メダルを首に提げてリンクに登場した。8人で合わせて一斉にジャンプ。会場を沸かせた。
代表してスピーチした宇野は「この場を設けていただき、とてもうれしく思います。2年半越しにはなりますが、無事に皆さんのもとにメダルが届きました。この銀メダルはチーム一丸で成し得た結果と思います」と胸を張った。
「パリ(五輪)の時は僕は出席できませんでしたが、そんな僕を忘れず、指に書いてもらってうれしかったです」。今夏のパリ五輪で行われた銀メダルの授与セレモニーは欠席だったが、他の選手たちが「SHOMA」と名前を指に記して参加したことに感謝。宇野らしいユーモアで会場の笑いを誘った。
その上で「こうして氷上で皆さんに会えたことを嬉しく思います。僕は引退しましたけど、それぞれがそれぞれの道を精進していくと思います。応援ありがとうございました」と締めくくり、改めて大きな拍手を浴びた。
(THE ANSWER編集部)