メイウェザー、139秒の“10億円試合”に海外メディア皮肉「ほぼ仕組まれたかのよう」
格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)は31日、ボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)がキックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET)とのエキシビジョンマッチで1回2分19秒でTKO勝ち。
体重差あり&キック禁止で那須川に圧勝も…「笑み浮かべ、加減したパンチ」
格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)は31日、ボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)がキックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET)とのエキシビジョンマッチで1回2分19秒でTKO勝ち。5キロ以上の体重差、キック禁止のルールと那須川にハンデが多い試合方式、メイウェザーの10億円近いファイトマネーなどが賛否を呼んだが、海外メディアも「ほとんど仕組まれたかのように見えた」と皮肉をもって伝えている。
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日本の大晦日を盛り上げた世紀の対決は海外メディアの注目を集めた。「フロイド・メイウェザー対テンシン・ナスカワ戦は滑稽なイベント」と批判的な見出しを打って報じたのは、格闘技中継でお馴染みの米スポーツ専門局「ESPN」だった。
「もし、あなたが本当の試合に向けて整える最高のコンディションとは程遠い41歳のメイウェザーが20歳のボクシング未経験選手を相手に2分余りで圧勝するエンターテインメントを見たというなら、おめでとうと言うしかない。おそらく楽しめただろう」と力差が明確だった試合について、皮肉を込めて伝えている。
「実際のところ、すべてが非常に極まりが悪く、ほとんど仕組まれたかのように思えた」とした一方で「とはいっても、ほぼ何もしなかったメイウェザーが報酬を受けることについて誰も批判をするべきではない。彼はもっと過酷な練習をしてきたのだから」と高額な報酬については異論なしとの立場を取っている。