小林陵侑、2万5000人沸いた ジャンプ週間開幕戦Vに欧州称賛「ドラマチックな優勝」
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は30日、恒例のジャンプ週間開幕戦となる個人第8戦が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が合計282.3点で今季、通算ともに5勝目を挙げた。絶好調を維持する22歳に対し、本場欧州メディアも「ドラマチックな優勝」「印象的なスタートを切った」と称賛を送っている。
絶好調の22歳が今季W杯5勝目、欧州メディア「彼のトップのパフォーマンス見せた」
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は30日、恒例のジャンプ週間開幕戦となる個人第8戦が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が合計282.3点で今季、通算ともに5勝目を挙げた。絶好調を維持する22歳に対し、本場欧州メディアも「ドラマチックな優勝」「印象的なスタートを切った」と称賛を送っている。
2万5000人の大観衆が見守る前で、小林陵は1回目に最長不倒の138.5メートルを飛んでトップに立つと、2回目も126.5メートルと揃えた。ジャンプ週間の日本人勝利は葛西紀明(土屋ホーム)以来、18季ぶりの快挙だ。
快進撃のとどまらない22歳に対し、英衛星放送「ユーロスポーツ」は「リョウユウ・コバヤシがオーベルストドルフでのジャンプ週間開幕戦に勝利」と見出しを打ち、「ドラマチックな優勝を飾る」とレポート。英衛星放送「スカイ・スポーツ」オーストリア版も「リョウユウ・コバヤシは彼のトップのパフォーマンスを見せた」「67回目のジャンプ週間で印象的なスタートを切った」と賛辞を送っている。
試合後、小林陵は自身のインスタグラムで、大観衆に見守られながら飛び出した印象的な写真とともに「25,500人の皆さん 応援ありがとう ジャンプ週間あと3試合…楽しみ」とつづり、感謝を伝えていた。
船木和喜(フィット)以来となる日本選手2人目のジャンプ週間総合優勝へ。絶好調の22歳が最高の形でスタートを切った。
(THE ANSWER編集部)