井上尚弥が「本能」抑えたドヘニー戦を自ら解説「性格的に…」 25年も3試合希望「楽しみな1年」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が21日、都内でWOWOWの「エキサイトマッチSP」のスペシャルゲストとして収録に臨んだ。9月3日に元IBF王者TJ・ドヘニー(アイルランド)に7回0分16秒TKO勝ちした試合を自ら解説。「本能」を抑える場面もあったという。
井上尚弥が収録参加
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が21日、都内でWOWOWの「エキサイトマッチSP」のスペシャルゲストとして収録に臨んだ。9月3日に元IBF王者TJ・ドヘニー(アイルランド)に7回0分16秒TKO勝ちした試合を自ら解説。「本能」を抑える場面もあったという。
井上はスタジオでモニターに映る試合を自ら解説した。
前戦にダウンを喫しただけに冷静に入った初回。「ドヘニーが出てくるかどうかが重要。出てこなかったので、そのドヘニーに仕掛けていく展開を取りました」。事前の印象との違いについて「違いはなかったです。(2回に)ある程度動きも見えていたし、どう試合を終わらせるかを考えていた」と振り返った。
後ろ重心で消極的なドヘニーに徐々に攻勢を強め、7回に左ボディーなどの連打をお見舞い。すると、ドヘニーが腰を押さえながらノロノロと歩き、膝をついてダウンした。TKOが決まり、まさかの幕切れだった。
「ここからという感じがあったけど(笑)。ちょっと不完全燃焼でした。流れの作り方的にも、後半から上げて行く流れを実行できていた。行きたい気持ちを抑えるのも結構大変。それができたのは一つよかった。性格的にも熱くなる。本能ですね」