バスケ、バレーにハンドボールも 続々と変わる新リーグの世界一への挑戦「時間はかかるが…」
日本ハンドボール新リーグ「リーグH」で初代王座を目指すジークスター東京が順調に白星を重ねている。18日にはホームの東京・墨田区総合体育館(ひがしんアリーナ)にトヨタ紡績九州レッドトルネード佐賀を迎え、38-33で快勝。開幕6連勝の勝ち点12で、暫定ながら首位に立った。
ハンドボールの新リーグ
日本ハンドボール新リーグ「リーグH」で初代王座を目指すジークスター東京が順調に白星を重ねている。18日にはホームの東京・墨田区総合体育館(ひがしんアリーナ)にトヨタ紡績九州レッドトルネード佐賀を迎え、38-33で快勝。開幕6連勝の勝ち点12で、暫定ながら首位に立った。
前半7分過ぎ、司令塔の東江雄斗(31)が吠えた。自ら2点目、5-2と相手を突き放すゴールを決めると、スタンドの向かって両手を広げ、会場中に響くような声を発した。
常にクールな攻撃リーダーにしては、珍しくストレートな感情表現。それほど気持ちが入っていた。「普段は出さない声を出したから、酸欠になりました」と笑いながらも「絶対に勝ちたかった。ファンにもアピールしたかった」と殻を破って吠えた理由を口にした。
昨季日本リーグ3位のジークにとって、同4位の佐賀は負けられない相手。同4連覇中の豊田合成ブルーファルコン名古屋や同2位のブレイヴキングス刈谷との対戦を控えて「まずは最初の関門をクリアしたという感じですね」と安堵の表情を見せた。
将来的な世界トップリーグを目指し、今季スタートしたリーグHだが、変わるのはハンドボールだけではない。バレーボールは27年のプロ化を目指してSVリーグが発足、バスケットボールのBリーグは26年からトップカテゴリーのBプレミアが始まる。アリーナスポーツは大きく変わる。