井上尚弥、米リング誌選出の「KO・オブ・ザ・イヤー」&「年間MVP」で5人の最終候補に
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級トーナメントで準決勝進出を決めたWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。バンタム級転向初年度の2018年は世界王者相手に2戦合計でわずか182秒でKO勝ちという衝撃的な強さを見せつける中、ボクシングの「聖書」と呼ばれる米誌「リング」では2018年度の年間最優秀ファイターの最終候補に堂々のノミネートを果たしている。父親の真吾氏も最優秀トレーナー候補に選出されており、井上家が2018年の世界ボクシング界の主役と言えそうだ。
リング誌の年間アワード、10のカテゴリーの主要3部門で“井上家”がノミネート
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で準決勝進出を決めたWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。バンタム級転向初年度は世界王者相手に2戦合計でわずか182秒でKO勝ちという衝撃的な強さを見せつけ、ボクシングの「聖書」と呼ばれる米誌「リング」は2018年度の年間最優秀ファイターの最終候補に堂々のノミネートを果たしている。父・真吾氏も最優秀トレーナー候補に選出されており、井上家が2018年の世界ボクシング界の主役と言えそうだ。
ボクシング界で最も権威を持つリング誌の年間アワードは1928年創設という歴史を誇り、最大級の栄誉とされている。
そして、10のカテゴリーの主要3部門で「INOUE」の名前がノミネートされている。まず年間最優秀選手に相当する「ファイター・オブ・ザ・イヤー」で井上は最終候補5人に堂々の選出を果たしている。
井上は今季バンタム級転向初戦、5月のジェイミー・マクドネル(英国)とタイトルマッチを行った。10年間無敗だった王者マクドネルを112秒で倒すと、10月のWBSS初戦でフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)という難敵をたった一度のワンツーで仕留めた。わずか70秒で元WBAスーパー王者にキャリア初のKO負けを突きつけていた。