坂本花織、勝利もたらした3要素 伊メディア分析「SP、フリーでトップでないが…」
フィギュアスケートの全日本選手権、女子シングルで初優勝を飾った坂本花織(シスメックス)。欧州メディアはノーミスでまとめあげたSPとフリーの完成度の高さを称賛。逆転勝利に導いた要因として“3つの武器”を挙げている。
伊メディアも坂本の優勝に脚光
フィギュアスケートの全日本選手権、女子シングルで初優勝を飾った坂本花織(シスメックス)。欧州メディアはノーミスでまとめあげたSPとフリーの完成度の高さを称賛。逆転勝利に導いた要因として“3つの武器”を挙げている。
2位の紀平梨花(関大KFSC)、3位宮原知子(関大)、4位の三原舞依(シスメックス)まで全員が220点超えのハイレベルな表彰台争いで、頂点に上った坂本。その華麗な演技をイタリアメディアも高く評価している。
「クリーンさ、クオリティ、そして堅実さ。カオリ・サカモトの完璧なレシピ」と全日本選手権を特集したのはイタリアのスポーツ専門メディア「OAスポルト」だった。
先週末に決着した全日本選手権とロシア選手権の女子シングルにおける勝負を分ける共通点は技を決め切る「クリーンさ」と分析。そして、「18歳のカオリ・サカモトはどちら(SPとフリー)においてもトップを勝ち取ることはなかったが、2つの非の打ち所がないプログラムで勝利したのだ」と完成度の高さが評価されている。