メドベ失意の14位、ロシア重鎮も驚き続々 ヤグディン氏は同情「これは恐怖です…」
ヤグディン氏絶句「これは恐怖です」、元世界女王は「コーチ陣のミスだ」と指摘
「私の意見では、これは恐怖です……再び負けるという。うまくいかないことは存在します……でも、多くの人がうまくいかない。私は自分自身を覚えている、今のジェーニャのような滑りをしていた自分を。足(の感覚)を感じなかった時、そうなった」
その上で「彼女は理想的に練習した、すべてのエレメンツで乱れがなかった。とても残念だ……私たちはジェーニャを愛している。そして、彼女に戻ってきてほしい。彼女はどこにも行っていないけど」と復活を願ったという。
ロシア放送局「テレビチャンネル360」によると、99年世界選手権女王マリア・ブッテルスカヤ氏は「大きな驚きです。これはコーチ陣のミスだと思う。彼らは急激に彼女のショートプログラムを変えたから。20日間では新しいプログラムは滑り込めない」と指摘。従来のSPはベストではなかったが、今回は新しい挑戦より不調からメンタル面を回復させるべきだったと主張した。
「彼女は感情的な衰弱があるようだ。彼女はすべての人に自分が正しいと証明したかった。試合が続くにつれ、それが雪の塊のように積もっていった。彼女に忍耐と幸運を(願います)。私たちはみんな彼女を愛している。彼女の勝利はどこへも消えないし誰にも忘れられない。今、勝ち誇っているエリザベータ・トゥクタミシェワの真似をしてほしい」
このように続け、22歳になって今季再び輝きを放つトゥクタミシェワのような復活を期待。大きな驚きを与えたメドベージェワのスランプ。しかし、共通しているのは誰もがかつてのように美しく、力強い演技を取り戻してほしいと願っていることだ。
(THE ANSWER編集部)