失意メドベ、SP14位後の“優しき拍手”に涙の感謝「今たった一つの言葉を言いたい…」
見たことがなかった客席の反応「今はたった一つの言葉を言いたい…」
「正直言って、私とブライアンは観客席の反応にほんの少し驚きました。私はそういうのを人生で見たことがない」と切り出したメドベージェワは「私は多くの励ましや感謝の言葉を言うのが好きな人間です、でも今はたった一つの言葉を言いたい『ありがとう』」と伝え、さらにこう続けたという。
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「今日私は自分に確信を得ました。すべては良くなるという確信を、なぜならあなたたちがそういう励ましを与えてくれるからです。ですので、私は絶対にすべてを切り抜ける自信がある。私は『これからも私を気にかけて応援して』とは言いたくない。ただ、あなたたちにありがとう。あなたたちは私の人生です」
実際の動画では終盤、言葉を詰まらせながら目を潤ませているように見えた。メドベージェワは今季、母国のトゥトベリーゼ氏のもとを離れ、カナダのオーサー氏に師事。移籍を巡ってはロシアで賛否を呼んだが、帰ってきた母国の国内選手権で温かく迎え入れてくれた喜びは計り知れなかったようだ。
14位からの巻き返しは容易ではないが、それでも声援を送ってくれるファンのために最高の演技で返すしかない。
(THE ANSWER編集部)