「黄金世代」6連覇なるか…原英莉花は虎視眈々、河本結は大胆「優勝ブレザーに似合うウェアで」
メジャー初タイトルを目指す河本「楽しまなきゃもったいない」
一方の河本はバーディーフィニッシュで、気分良くこの日のラウンドを終了した。
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「今日もずっと最後に万歳をして優勝カップを手にしている自分をイメージしながら、プレーしていました(笑)」
それは、黄金世代の仲間たちが今大会で5連覇中であることも意識してのことだ。現実に振り返ると、アマチュアだった畑岡奈紗が制した2016年を含め、直近8大会のうち7大会で黄金世代が優勝している。
16年 ※畑岡奈紗(アマ)
17年 ※畑岡奈紗
18年 ユ・ソヨン(韓国)
19年 ※畑岡奈紗
20年 ※原英莉花
21年 ※勝みなみ
22年 ※勝みなみ
23年 ※原英莉花
(※=黄金世代)
黄金世代のプロたちは「ジュニアの頃から切磋琢磨してきた」と声をそろえる。河本自身も仲間たちに刺激を受けながら、今季は復活を遂げ、8月のNEC軽井沢72ゴルフで5年ぶりの2勝目を飾っている。メンタルトレーニングも功を奏しての結果ゆえに、河本は言った。
「こんなに難しいセッティングなんで、楽しまなきゃもったいないですよ。私、最終日はブレザーに似合うウェアでプレーします。ブレザーを着たらJK(女子高生)ぽくなるかも(笑)」
残り18ホール。河本は自分で楽しみつつ、観客を楽しませ、有言実行を目指す。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)