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「黄金世代」6連覇なるか…原英莉花は虎視眈々、河本結は大胆「優勝ブレザーに似合うウェアで」

女子ゴルフの国内メジャー大会、日本女子オープン第3日が28日に茨城・大利根CC西C(6845ヤード、パー72)で開催された。首位と6打差で出た「黄金世代」(1998年度生まれ)の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)と河本結(RICOH)はともに69で回り、通算5アンダーで5位に浮上した。日本女子オープンは直近8大会のうち7大会を黄金世代が制しており、2019年からは5連覇中。その記録継続も踏まえ、自身の2連覇が懸かる原は虎視眈々と、河本は強気にメジャー初タイトルを目指している。首位には通算8アンダーで、2年連続年間女王の山下美夢有と今季6勝でソニー日本女子プロ選手権も制した竹田麗央が立っている。

日本女子オープンに出場している原英莉花(右)と河本結【写真:Getty Images】
日本女子オープンに出場している原英莉花(右)と河本結【写真:Getty Images】

日本女子オープン第3日

 女子ゴルフの国内メジャー大会、日本女子オープン第3日が28日に茨城・大利根CC西C(6845ヤード、パー72)で開催された。首位と6打差で出た「黄金世代」(1998年度生まれ)の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)と河本結(RICOH)はともに69で回り、通算5アンダーで5位に浮上した。日本女子オープンは直近8大会のうち7大会を黄金世代が制しており、2019年からは5連覇中。その記録継続も踏まえ、自身の2連覇が懸かる原は虎視眈々と、河本は強気にメジャー初タイトルを目指している。首位には通算8アンダーで、2年連続年間女王の山下美夢有と今季6勝でソニー日本女子プロ選手権も制した竹田麗央が立っている。

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 原は攻めつつ、耐えながら逆転優勝に望みを繋いだ。

「(同組の岩井)明愛ちゃんが伸ばしていたので、それに引っ張られながらやっていました。終盤も粘れたと思います」

 この日、214ヤードに設定された16番パー3では、グリーンを外して逆目からのアプローチを強いられた。2.5メートルまで寄せるのが精いっぱいだったが、パーパットを沈めてガッツポーズ。続く17番パー4はボールが深いラフに入り続け、3オンもできずに大ピンチに。だが4打目を1.5メートルにつけ、ボギーにとどめた。

「ここはダボを打ちたくなかったので、4打目を寄せられて良かったです」

 最終18番パー4はパーとし、首位とは3打差。難コースゆえに連覇のチャンスは十分にあり、原は「今日の明愛ちゃんみたいでスタートからバーディーを獲っていけば、優勝争いができると思います」と言った。最終日は前年優勝者として、優勝者にチャンピオンブレザーを着せる役割もあるだけに「ギリギリ(トップ10)でジャケットを着せるのは悲しいので、精いっぱい頑張りたいです」とも言った。もちろん、トップ10で満足するつもりはなく、虎視眈々と連覇を狙っている。

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