メドベ、復活の起爆剤となるか SP変更決断に母国反響「リスクがあるとは思わない」
五輪5大会連続出場の名手は心機一転期待「ぴったり合うと、良いことしかない」
同メディアの別の記事では、リトアニア代表としてアイスダンスで92年アルベールビル大会から5大会連続五輪出場したマルガリータ・ドロビアツコ氏もコメント。シーズン途中の変更の難しさに理解を示している。
「もちろん、シーズン途中でプログラムを変えるのは難しい。もしエフゲーニャがこのプログラムが自分のスタイルでないと感じ、緊張させるものなのであれば、古いプログラムを滑るより、変えた方がより楽だ。そうでないと不満足感が滑りに出るし、不機嫌になってしまう」
こう語った上で「多分、メドベージェワにも類似した何かが起こったのだろう。人が自分自身をより心地良く感じたいと感じたように。もし彼女とこのプログラムがぴったり合うと、良いことしかない」と指摘。今回のプログラム変更が心機一転につながることを期待している。
「(以前、)私がじかにジェーニャを見た時、彼女がショートよりフリーの方がより心地良く滑るように感じられた。多分、今、彼女は自分にとってより慣れた、そしてより心地良いものを見つけたでしょう。これが彼女のためになればいいのですが」
ブライアン・オーサー氏のもとに師事した今季はGPシリーズから苦戦が続き、ファイナル進出を逃したメドベージェワ。新SPが不振脱出の起爆剤となるか。ロシアで関心が高まっている。
(THE ANSWER編集部)