19日の公式練習を欠席、移動手段にトラブル発生か

　フィギュアスケートのロシア選手権は20日に開幕する。19日の公式練習にアリーナ・ザギトワが姿を見せなかったことで、現地では何らかのアクシデント発生かと憶測を呼んでいたが、モスクワから開催地のサランスクまで寝台列車で移動していることが判明。ロシアメディアが伝えている。

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　現地メディア「sports.ru」は「ザギトワがロシア選手権の公式練習に姿を見せなかった」と題して記事を展開。ザギトワは第3グループで練習する予定だったが現れなかったこと、同じエテリ・トゥトベリーゼ氏のグループからはアレクサンドラ・トルソワ、アンナ・シェルバコワ、アリョーナ・コストルナヤらが練習に姿を見せ、コーチのダニイル・グレイヘンガウス氏とセルゲイ・ドゥダコフ氏が帯同したことを伝えている。

　何らかのアクシデントが心配されたが、記事ではISUの広報担当者タチヤナ・フレイド氏のコメントを紹介。「ザギトワが練習に来なくて心配しているみなさんへ。彼女は大丈夫です、彼女は20日の朝にサランスクに来ます」と説明しているという。

　いったい何が起きたのか。その謎を明かしているのはスポーツ紙「スポルトエクスプレス」だった。公式YouTubeでニュース映像を公開しているが、それによるとザギトワが寝台列車に乗って、モスクワからサランクスに向かっているようだ。両都市の間は電車では8～10時間程度かかるため、飛行機移動が一般的だが、雪のため飛行機が飛ばないなどのアクシデントがあったとみられる。

　予定外の電車移動を強いられたザギトワ。誤算が演技に影響をしないことを祈りたいところだ。