ソチ五輪女王ソトニコワ、プルシェンコ氏が引退のススメ「自分を苦しめる必要ない」
フィギュアスケートのソチ五輪金メダリストのアデリーナ・ソトニコワ(ロシア)は16年ロシア選手権以来、2年以上競技から遠ざかっているが、コーチを務めるエフゲニー・プルシェンコ氏は「私が思うにアデリーナは選手生活を終え、コーチ業やショーに移る必要がある」と説いている。ロシアメディアが伝えている。
休養続く22歳について持論「コーチ業やショーに移る必要がある」
フィギュアスケートのソチ五輪金メダリストのアデリーナ・ソトニコワ(ロシア)は16年ロシア選手権以来、2年以上競技から遠ざかっているが、コーチを務めるエフゲニー・プルシェンコ氏は「私が思うにアデリーナは選手生活を終え、コーチ業やショーに移る必要がある」と説いている。ロシアメディアが伝えている。
ロシアのスポーツ紙「スポルトエクスプレス」は「2度の五輪王者、エフゲニー・プルシェンコ氏は教え子であるソチ五輪女子シングル金メダリスト、アデリーナ・ソトニコワは現役の選手生活を続ける必要がないと考えている」と記述。その上で、今季も大会出場を見合わせた22歳について、コーチのプルシェンコ氏のコメントを紹介している。
「私が思うにアデリーナは選手生活を終え、コーチ業やショーに移る必要がある」と持論を語った。さらに「自分を苦しめる必要はない。オリンピックで勝ったのだから十分だ」と話し、教え子を思いやった。「試合に対して私と彼女は取り組んでいない。(アイス)ショーに向けて準備している」とソトニコワの現状についても明かしている。
ソトニコワはソチ五輪で女子シングルではロシア勢史上初となる金メダルを獲得。6位に終わった16年ロシア選手権以来、休養が続き、17年4月からエレーナ・ブイアノワ氏からプルシェンコ氏のもとに移った。最近はプルシェンコ氏のアイスショーに出演しているが、今季も精神的、肉体的な準備ができていないことを理由として、戦線復帰は断念。去就が注目されている。
(THE ANSWER編集部)