「51-51」大谷翔平の存在意義「野球発展のチャンスだ」 2.6倍集客に感服する敵地記者を直撃
バラル記者「野球をより国際的にした」
同球団の取材歴4年目のバラル記者は「(大谷の本塁打を)見られたことはクールだよ。ショウヘイは行く場所、行く場所でスタンディングオベーションを受けるだろうね」と感服した様子。敵地のファンまで魅了する二刀流の存在意義を強調した。
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「とても大きいことだよ。ここではあまり多くのファンが見に来ない。今日(19日)はマイアミのファンにとってショウヘイを見る最後の機会。マイアミではなかなか見られないほどのファンを連れてきているよね。野球をより国際的にしてファンを増やしている。野球が発展するチャンスだよ。球場にファンを集め、テレビでも観戦するファンを増やしているから球界にとっていいことだ」
エンゼルス時代の大谷も取材。「スーパースターに会った時のようにドギマギしてしまう感じだよね」と印象に残る選手だった。ドジャースと10年7億ドル(1014億円=当時)の巨額契約を結んだ二刀流。バラル記者は「衝撃を受けた。野球がビジネス面でどれほど伸びしろがあるかが見られた例だったね」と野球界にとってプラスしかないという。
ナ・リーグのMVP候補最有力に挙がる中、「もちろん、彼が余裕でMVPだ。とてもクールなことだ。間違いなく最有力候補だね」と推薦。「(MVP候補の)リンドーアもチャンスはあるだろうけど、ショウヘイが50-50を達成したら議論は難しいよ」と決定的と言わんばかりだった。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)