これぞ「真のスポーツマン」 シュート打たずに相手を救う、美しき振る舞いに称賛の嵐
米プロバスケットボール(NBA)でプレー中に対戦相手を気遣う、粋なスポーツマンシップが称賛を浴びている。シュートをブロックに来た相手が勢い余って転倒。シュートを狙ってもいい場面だったが、すぐさま転倒した選手に手を伸ばし、抱き起こすシーンを米スポーツ専門局「ESPN」が動画で公開。ファンからは「真のスポーツマン」「ジェントルマンだ」などと拍手が送られている。
アダムスの相手を気遣う振る舞いに脚光
米プロバスケットボール(NBA)でプレー中に対戦相手を気遣う、粋なスポーツマンシップが称賛を浴びている。シュートをブロックに来た相手が勢い余って転倒。シュートを狙ってもいい場面だったが、すぐさま転倒した選手に手を伸ばし、抱き起こすシーンを米スポーツ専門局「ESPN」が動画で公開。ファンからは「真のスポーツマン」「ジェントルマンだ」などと拍手が送られている。
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これぞスポーツマンシップ――。そんな声が飛び交ったプレーが起きたのは14日(日本時間15日)のナゲッツとサンダーの一戦だった。主役は長髪、口ひげで一見こわもての213センチのサンダーのセンター、スティーブン・アダムスだ。
サンダーが6点を追う第4クォーター、残り8分の場面。ゴール下でパスを受けたアダムスはシュートを狙おうとした瞬間、ナゲッツのメイソン・プラムリーがブロックするために高く跳び上がったが、勢い余ってアダムスを飛び越えるようにして激しく転倒した。
この時点でファウルが宣告されていた。シュートモーション中のため、「アンドワン」を狙ってもいい場面だったが、アダムスは相手を気遣って、転倒したプラムリーに手を差し伸べ体を抱き起こしたのだ。ポイントが欲しい場面には違いなかったが、それよりも相手を気遣う姿勢は多数のファンからの称賛を浴びている。