紀平梨花が破った“ロシア革命” 米実況も絶賛「この少女から目離してはいけない」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは8日(日本時間9日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の紀平梨花(関大KFSC)が150.61点、合計233.12点で優勝。米中継局の実況、解説者も平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を倒した16歳の新女王に「ロシア革命を打ち破った」「この少女から目を離してはいけない」と絶賛している。
米大手放送局「NBCスポーツ」実況席も興奮「この少女から目を離してはいけない」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは8日(日本時間9日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の紀平梨花(関大KFSC)が150.61点、合計233.12点で優勝。米中継局の実況、解説者も平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を倒した16歳の新女王に「ロシア革命を打ち破った」「この少女から目を離してはいけない」と絶賛している。
浅田真央以来、日本勢13年ぶりとなるシニア1年目のファイナル制覇という偉業を達成した「Rika Kihira」。大会を全米で中継していた大手放送局「NBCスポーツ」の実況は紀平の圧巻のフリーに興奮状態だった。
「ザギトワ、メドベジェワはシニアデビューイヤーで巨大なインパクトを残しました。しかし、リカ・キヒラもトリプルアクセルというインパクトを氷上にもたらしています。類いまれなるシーズンが続いています」とまくし立てた。
2位に終わったザギトワは昨季のシニアデビューでGPファイナル、欧州選手権、平昌五輪で金メダルを総なめにし、同様にメドベージェワも2015年シーズンにGPファイナル、欧州選手権、世界選手権でいずれも金メダルを獲得。無傷の4連勝を果たした紀平は代名詞のトリプルアクセルを武器に、ロシアの誇る2大エースに並ぶほどのシニア1年目を過ごしていると絶賛した。