ザギトワ、“打倒・紀平”に3A必要 ロシア名手が力説「勝つための戦略考えないと」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは紀平梨花(関大KFSC)がシニア1年目で初優勝を飾った。一方、平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)は同じ16歳の紀平に敗れて2位。母国の名手は紀平に勝つために3回転アクセルを習得する必要性を訴えている。ロシアメディアが伝えている。
レオノワが母国メディアで提言「3回転アクセル習得しないといけない」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは紀平梨花(関大KFSC)がシニア1年目で初優勝を飾った。一方、平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)は同じ16歳の紀平に敗れて2位。母国の名手は紀平に勝つために3回転アクセルを習得する必要性を訴えている。ロシアメディアが伝えている。
「アリョーナ・レオノワ『たぶんザギトワはキヒラに勝つために今、3回転アクセルを習得しなければならない』」と見出しを打って特集したのは、ロシアメディア「sports.ru」だった。記事では「12年世界選手権銀メダリストのアリョーナ・レオノワが、五輪女王のアリーナ・ザギトワは日本のリカ・キヒラの対等に戦うために3回転アクセルを習得しなければならないと考えている」とし、母国の名手の分析を紹介している。
「GPファイナル2位という順位を悲劇とする必要はありません」と語ったレオノワは「アリーナの滑りは理想的ではなかった。フリーで連続ジャンプはうまくいかず、3回転トウループが1回転になりました。しかし、もし彼女がすべてノーミスで滑っていたとしても、いずれにせよ(SP終了時点の)点差は大きかったと思います。フリーの得点では勝てたかもしれませんが、ショートとフリーを合計だとキヒラが1位だったでしょう」と指摘している。