15歳コストルナヤ、シニア顔負け高得点にISU賛辞「トルソワに番狂わせ与えた」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは6日(日本時間7日)、ジュニア女子ショートプログラム(SP)で15歳アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が76.32点で首位発進。練習で4回転ルッツ―3回転ループを成功させて話題を呼んだ14歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)の74.43点を上回った。国際スケート連盟(ISU)は美しく決めたフィニッシュを「愛さずにはいられない瞬間」と題して動画付きで公開し、さらに「チームメートのトルソワに番狂わせを与えた」と賛辞を送っている。
V本命トルソワを抑えて首位発進「人生で最高のスケートを披露できた」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは6日(日本時間7日)、ジュニア女子ショートプログラム(SP)で15歳アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が76.32点で首位発進。練習で4回転ルッツ―3回転ループを成功させて話題を呼んだ14歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)の74.43点を上回った。国際スケート連盟(ISU)は美しく決めたフィニッシュを「愛さずにはいられない瞬間」と題して動画付きで公開し、さらに「チームメートのトルソワに番狂わせを与えた」と賛辞を送っている。
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ロシアの次代を担うヒロイン候補が美しく舞った。コストルナヤの冒頭のダブルアクセルを完璧に決めると、続く3回転フリップ、後半のルッツ、トウループの連続3回転も見事に着氷。最後は手を蝶のように交差させながら拍子に合わせ、フィニッシュで両手を大きく広げて天を仰いだ。大歓声を浴び、15歳の美少女の顔がほころんだ。
得点はシニア顔負けの76.32点をマーク。V本命に挙がっていた後輩の14歳トルソワを上回り、首位に立った。ISUフィギュア版公式ツイッターは「コストルナヤのSPで、愛さずにはいられない最後の瞬間」とつづり、印象的なフィニッシュの瞬間を動画付きで公開。さらに、SPの結果をレポートした公式サイトでは高評価を与えている。
「コストルナヤがチームメートのトルソワに番狂わせを与えた」とした上で「非常に美しく精巧なパフォーマンスだった」と賛辞。本人が「今までの人生で最高のスケートを披露できた」と語ったコメントも伝えている。シニアでは紀平梨花(関大KFSC)、アリーナ・ザギトワ(ロシア)らがハイレベルな戦いを演じているが、将来性に溢れるジュニアの争いも目が離せない。
(THE ANSWER編集部)