紀平梨花がロシアに与えた衝撃 実況席絶賛「ショックです」「弱い所がありません」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは6日(日本時間7日)、女子ショートプログラム(SP)で紀平梨花(関大KFSC)が82.51点の今季世界最高得点をマーク。平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を抑えて首位に立った。ザギトワの母国ロシア実況席は「ショックです」と感嘆。解説は「弱い所を見つけようとしましたが、ありません」と唸っている。
衝撃世界新にロシア実況席は感嘆、「ショックです」と声を揃える
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは6日(日本時間7日)、女子ショートプログラム(SP)で紀平梨花(関大KFSC)が82.51点の今季世界最高得点をマーク。平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を抑えて首位に立った。ザギトワの母国ロシア実況席は「ショックです」と感嘆。解説は「弱い所を見つけようとしましたが、ありません」と唸っている。
カナダから放たれたインパクトは大国ロシアに轟いた。ロシアで中継した放送局「Match TV」の実況席も大興奮となった。
紀平が登場すると、実況は「ミエ・ハマダの教え子の1人目が滑ります、リカ・キヒラです」と紹介。演技が始まると、冒頭の3回転アクセルを前に解説は「リカの3回転アクセルは日本人スタイルのもので、どこかマオ・アサダのものにより似ているわ」と指摘した。そして、見事に決めると「理想的です!」と絶賛。「ジャッジがたくさん加点するでしょう」と評した。
中盤以降も美しいステップ、スピンで魅了。ほぼミスのない快演を見届けると、実況は「ブラボー! ブラボー!」と絶叫。解説は画面に表示された技術点を見て「なんてファンタスティックな技術点でしょう」と唸り、「このスケーターを見て弱い所を見つけようとしましたが、ありません。ジャンプ、スケーティング、スピンが素晴らしい!」と手放しで称賛した。