念願の井上尚弥戦へ「モチベ爆上がり」 37歳ドヘニーが練習公開「彼の名を汚すことは言わない」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、9月3日に東京・有明アリーナで元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)との4団体防衛戦に臨む。一方、ドヘニーは24日、神奈川・横浜市内の大橋ジムで練習を公開。かねて熱望した井上戦に「モチベーションは爆上がり」と息巻いた。NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信。戦績は31歳の井上が27勝(24KO)、37歳のドヘニーが26勝(20KO)4敗。
9.3井上尚弥VSドヘニー
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、9月3日に東京・有明アリーナで元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)との4団体防衛戦に臨む。一方、ドヘニーは24日、神奈川・横浜市内の大橋ジムで練習を公開。かねて熱望した井上戦に「モチベーションは爆上がり」と息巻いた。NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信。戦績は31歳の井上が27勝(24KO)、37歳のドヘニーが26勝(20KO)4敗。
ドヘニーはベテランらしく落ち着いた様子で会見した。前日に来日したばかり。「長いフライトでまだ到着したところ。でも、やるべきことはやっているし、あとは試合だけだ」。米ボストンで合宿を敢行。「世界最高レベルの施設でトレーニングをした。エリートを相手にするので、エリートたるトレーニングが必要だから」と明かした。井上の印象や自身が勝っている部分を問われると、敬意を払いながら答えた。
「素晴らしいボクサー。彼の名を汚すような、口汚いことは言いたくない。自分がここにいるということは対戦に見合ったことをしてきた証しだ。彼に対して何か対策するのは愚かなこと。彼はオールラウンダーで瞬時に(リング上で)調整する選手。こちらの作戦が崩れたら何もできなくなる。彼に対応するためにメンタルを整えてきた。イノウエを下げるようなことは言いたくない」
一方で井上が5月のルイス・ネリ戦の初回のダウンをしたことには「イノウエも人間なんだなと思う」と笑み。「でも、やっぱり素晴らしい選手。リカバリーをあの短時間でやったんだから素晴らしい」と称えた。シャドー1回、ミット打ち2分、ドラムミット1分、シャドー1回を披露。左フックやフィジカルで押し込む動きを見せた。
「キャリアで最高の状態。衰えた感じはないし、最近は20代の選手と戦ってきた。年齢は関係ない。今までモチベーションが上がらないまま試合をしても勝ってきた。今はモチベーションが爆上がりしている」