15歳コストルナヤ、圧巻演技でSP首位発進! 76.32点はシニア含め今季2番目の快記録
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが6日(日本時間7日)開幕。ジュニア女子ショートプログラム(SP)では完璧な演技を披露したアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が76.32点で首位。14歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)も74.43点と高得点をマークし、2位につけた。アリョーナ・カニシェワ(ロシア)が68.66点で3位。アンナ・シェルバコワ(ロシア)が56.26点で6位と出遅れた。
ジュニア女子―コストルナヤがノーミス演技で首位発進、トルソワは僅差の2位
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが6日(日本時間7日)開幕。ジュニア女子ショートプログラム(SP)では完璧な演技を披露したアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が76.32点で首位。14歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)も74.43点と高得点をマークし、2位につけた。アリョーナ・カニシェワ(ロシア)が68.66点で3位。アンナ・シェルバコワ(ロシア)は56.26点で6位と出遅れた。
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最後に登場したコストルナヤが完璧なスタートを切った。冒頭のダブルアクセルを完璧に決めると、続く3回転フリップ、後半のルッツ、トウループの連続3回転も見事に降りた。大歓声を浴びながら、笑顔を浮かべた15歳の美少女。シーズンベストを更新する見事な演技だった。76.32点はシニアを含めても、ロステレコム杯のSPでアリーナ・ザギトワ(ロシア)が記録した80.78点に次ぐ今季2番目の快記録だ
コストルナヤの前で滑ったトルソワも、「キルビル」の旋律に乗せて力強く舞った。3本のジャンプをきっちり決めて74.43点。自己ベストの74.74点にはわずかに及ばなかったが、キス・アンド・クライではホッとした表情を浮かべていた。
一騎打ちの様相を呈するフリーでは再び異次元の争いが展開されそうだ。芸術性の高いコストルナヤに対して、トルソワは男子を含めても過去に類のない4回転ルッツ―3回転ループを練習で決めている。フリーでは現状の4回転ジャンプの最高峰の4回転ルッツ2本を含む、4回転3本を予定。衝撃的な演技に期待が集まりそうだ。
【ジュニア女子SP順位】
1位 アリョーナ・コストルナヤ 76.32点
2位 アレクサンドラ・トルソワ 74.43点
3位 アリョーナ・カニシェワ 68.66点
4位 キム・イェリム 62.51点
5位 アナスタシア・タラカノワ 61.78点
6位 アンナ・シェルバコワ 56.26点
(THE ANSWER編集部)