井上尚弥、“11秒KO男”母国メディアが早くも白旗!? 「勝てると考える人間少ない」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦するWBA王者・井上尚弥(大橋)。準決勝でロドリゲスを倒せば、決勝戦では、WBO世界王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)と元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)の勝者と激突することになる。
準決勝でドネアと対戦するテテ、決勝では井上との対戦が実現するとみている
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦するWBA王者・井上尚弥(大橋)。ここを突破すれば、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)と元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)の勝者と決勝で激突する。テテの母国、南アフリカメディア「スーパースポーツ」は、ドネアが相手なら「圧倒的な本命」と分析する一方、「イノウエ相手に大番狂わせを起こせると考える人間はあまりに少ない」と悲観視。「The Monster」の強さに早くも白旗を上げている。
昨年11月にWBO世界バンタム級1位のシボニソ・ゴニャ(南アフリカ)戦でタイトルマッチ史上最速の11秒KO勝ちを収め、ボクシング界を驚かせたテテだが、WBSS初戦では想定外の苦戦を強いられた。
圧勝が期待される中、同級6位だったミーシャ・アロイヤン(ロシア)をフルラウンドの死闘。最大4ポイント差の判定勝利だった。